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20cm屈折望遠鏡 ブログトップ
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20cm屈折望遠鏡のリニューアル(4) [20cm屈折望遠鏡]

20cm屈折のファインダーとしてリゲルクイックファインダーと7×50単眼鏡を使用しています。
リゲルクイックファインダーは、見やすく、軽量で使いやすく、アラインメントの目的星導入には、これだけで十分な優れものです。しかしプラの加工精度がいまいちで、台座から脱落しやすく、ドームに上がると、床に転がっているということが、たびたびありました。
そこで、L金具と磁石を接着剤で貼り付けて、写真のような工作をしてみました。ワンタッチで取り外せるし、脱落事故も無くなり、快適に使用できるようになりました。
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ファインダーは、古いビクセンの7×50の単眼鏡をYオクゲット(1K)し、接眼部を分解し、絞り環に細い銅線で十字線を入れて使用しています。十字線をまっすぐ張るのは難しく、若干よれていますが、実用には十分です。正立ファインダーはやはり便利です。
同架している7cm屈折は、Er32mmをつけて散開星団観察用です。

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20cm屈折望遠鏡のリニューアル(3) [20cm屈折望遠鏡]

鏡筒回転部
この望遠鏡は、ニュートン式反射同様、鏡筒回転装置がないと大変のぞきにくいことになるので、鏡筒バンドとストッパーとなる鏡筒リングをミニチュアベアリングを介して接触させ鏡筒回転装置としています。鏡筒バンドと当たる部分にテフロンテープを巻く予定でしたが、十分スムーズに回転しているので、そのまま使用しています。
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また、接眼等の重みで鏡筒がアンバランスになるので、70mmf400mmのサブスコープを古いミザールのガイドマウントで接眼部と反対の位置に取り付け、バランスをとっています。
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さて、目標の達成度ですが、
1.全体で約10kg以上軽くなり、赤道儀の動きが軽快になりました。2.鏡筒を適宜回転させれば、全天を無理のない姿勢で見ることができます。3.以前は天頂ミラーで不自由に光軸修正をしていたのを、斜鏡金具で簡単に光軸修正ができるようになり、その分対物レンズの光軸にも敏感になり星像が改善しました。
マイナス点としては、鏡筒バンドの間隔がやや狭いため、微振動がわずかに増えたことですが、ピラーの弱さに起因する振動が減ったので相殺され、全体として十分満足な結果となりました。

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20cm屈折望遠鏡のリニューアル(2) [20cm屈折望遠鏡]

3月になって暖かくなってきたので、重い腰を上げて、やっと製作を開始しました。
対物レンズセルは、目論見通りにジャストフィット、M5ねじで固定するとガタも皆無です。
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遮光環は、内面のつや消し塗装が上等なので、当面なしです。不満があれば後から追加することにしました。
接眼部は、笠井トレーディングの接眼部取り付けベースにSynta屈折接眼部(これはクロマコア使用のために変更できません)に適合しそうなものがあったので、使用しました。
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斜鏡も笠井さんから短径70mmのものをスパイダーとともに購入しました。中心ねじの周りにスプリングを入れ、3か所の調節ねじを手で回しやすいように変更しました。
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FRP鏡筒は、工作もしやすく、対物レンズ、斜鏡金具、接眼筒の取り付けは一日で終わりました。対物レンズの光軸は、写真のように中心円を切り抜いた穴から光軸修正望遠鏡で十分に光軸を出し、次に斜鏡を取り付けて光軸修正、さらに対物レンズにもどって光軸修正の過程を3往復ほどして、納得できる状態に追い込みました。
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以前の鏡筒では、接眼レンズをヘリコイドで回転させるだけで光軸がずれたので、ピント合わせは、直進ヘリコイドで微調整することにしました。対物レンズの光軸が以前よりもよくあっているので、ピント調節や接眼鏡回転に伴う光軸のずれはほぼなくなりました。実視でも、焦点像周囲のジフラクションリングは、偏りがほぼなくなりました。

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20cm屈折望遠鏡のリニューアル(1) [20cm屈折望遠鏡]

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わが主砲のudo20号も、製作から5年が過ぎ、いろいろと不満な点が出てきました。問題点は
1. トップヘビーを解消するカウンターウエイトのせいもあって重い。NJPなので、赤道儀そのものは十分耐えていると思われるが、ピラーに起因する振動が気になる
2. ドームの大きさの割に長大なので、向きによってはドームの壁面と接眼部が接近しすぎて、とてものぞきにくい、あるいはのぞけない。
3. 直接星像を見ながら光軸調整を行うことが困難。クロマコア使用なので、天頂ミラーもふくめて厳密な光軸合わせが必要なのですが、妥協を強いられていた(単にやりとげる意志が弱いとも言えますが)の3点です。
そこで、まず、鏡筒をFRPで軽量化できないかと考えました。FRP鏡筒を供給しているのは、バックヤードプロダクツさん(backyard.c.ooco.jp/)一択です。その製品で、20㎝用の鏡筒は内径232㎜なので、対物セル受け周りに厚さ4㎜のスペーサーを入れれば、現在の対物セルがちょうど収まりそうです。こう気がついた時から急に、鏡筒の具体的なイメージが固まりました。接眼部は、鏡筒の長さを短縮するために、大きめの斜鏡で光路を曲げ、ニュートン式反射のようにすれば、焦点引き出し量の分だけ鏡筒を短縮できそうです。また、斜鏡を、星像を直接見ながら調整できるようにすれば、光軸調整も手元でやれそうです。完成予想図は、ネットオークションでよく見かける地面を向いている情けない反射望遠鏡(´_`)のような格好になりますが、上記の問題点を解決するためには、これしかないと決意しました。ということで、長さ150cmの20cm用FRP鏡筒を注文しました。
バックヤードプロダクツさんのレスポンスは素早く、すぐに延長加工、内面つや消し塗装済の鏡筒が届きました。しかし、この冬は異常に寒く、シーイングも悪いし、主な惑星も観望しにくい位置にあるということで、士気が高まらず、春まで、冬眠状態でした(-人-)。

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20cm屈折望遠鏡の取り付け位置変更と光軸調整 [20cm屈折望遠鏡]

わが主砲、udo20号は、長さの割には、2.5mドームという小さめの場所に収納されているので、向ける方向によっては、接眼部が、壁ぎりぎりで、利き目ではない左目で覗かなくてはいけない方向がありました。対物部が重いため、重心位置から接眼部が遠くなってしまうためです。そこで、接眼部のカウンターウェイトを増やして、重心位置を接眼部方向にずらすことにしました。鏡筒重量が増えてしまうので、本来行いたくはないのですが、のぞきにくさは妥協できないほどなので、仕方ありません。
まず、鏡筒を赤道儀から降ろします。一人で不可能なので、家内に応援を頼みます。ビクセンのワイド版アリ型プレートをずらすために、対物レンズと接眼部を外します。
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対物レンズも、ついでに清掃しましたが、屋内使用なので、あまりよごれてはいませんでした。
久しぶりに、クロマコアも取り外し、清掃しました。
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アリ型プレートを15cmほど接眼部にずらすように、ハンドドリルで穴あけして取り付け、鏡筒内のごみは、掃除機で吸引します。遮光環取り付け金具もチェックします。
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接眼部のカウンターウェイトを5kgに増やしたところ、鏡筒を対物側に15cmほどずらすことができました。
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鏡筒が重くなった分、NJP赤道儀のウェイトも増やさなければなりません。純正品は高いので、当面バーベルの錘で代用です。
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対物レンズ、接眼部の光軸修正を光軸スコープで追い込んでみましたが、以前よりもダイアゴナルミラーの回転で起こっていた光軸ずれが縮小改善しました。やはり面倒がらずに作業したほうが良いということを実感しました。
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光軸修正スコープを作る [20cm屈折望遠鏡]

我が主砲の20cm屈折、udo20号は、長らく光軸の不都合を解決できない状態でした。アクロマートの、平坦で、広い良像範囲なら十分にきれいな星像なのですが(とてもカラフルです)、クロマコアで色収差を補正すると、良像範囲が狭くなり、星像に光軸不良を強く反映するので、ジフラクションリングが偏った汚い星像でした。
光軸を十分に調整する必要があるのですが、udo20号の光軸不良が、対物レンズセルにあるのか、接眼部にあるのか、天頂ミラーにあるのかの判断ができず、ジフラクションリングの偏った星像で我慢せざるをえませんでした。Chesire型アイピースで対物レンズを調整しても、レーザーコリメーターで接眼部を調整しても、ある程度以上には改善せず、対物レンズの品質に問題があるのではないかとまで考えました。
しかし、ある日、肉眼でわからないものなら、望遠鏡を使ってみたらどうだろうかと、ふと思いつきました。
倍率を上げると暗くなるので、十分な光量を確保する必要があります。
そこで、長らく使用している、インテスのChesire型アイピースに、100円均一ショップで買ってきた、LEDライト(LEDが9個ついています)を光源にして、Kenko光学ショップから買った8×20mmの単眼鏡(500円)を組み合わせてみることを考えつきました。
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思いつくまでには、長い年月がかかりましたが(^^;ゞ、製作は簡単です。
LEDライトの先端を少し削って、Chesire型アイピースの採光窓にアルミテープで固定します。さらに、のぞき穴に単眼鏡をアルミテープで固定して完成です。
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単眼鏡は、焦点距離の短い望遠鏡にも使えるように、近距離までピントが合うものがよいと思います。視野がかなり暗い(対物レンズ径はChesire型アイピースののぞき穴なので3mmほどです)ので、強力なLEDライトが役立ちます。光軸を示すのは、同心円ではなく、LEDライトの数珠玉のような模様ですが、慣れれば、きちんと中心をそろえることができます。
製作時間5分、追加費用600円ほどのアイテムですが、これまで、検出できなかった対物レンズの光軸ずれを発見できました( ´∀`)。また、アイピースを回転させると光軸がずれるのを発見できたことから、接眼部の傾きも調整できました。光軸不良は、対物部、接眼部両方の複合でした。調整後の星像は、ジフラクションリングがほぼ均等に分布しており、なんとか必要な光軸を出せたようです。この光軸修正スコープでは、20cmF9ばかりでなく、15cmF8の鏡筒でも対物レンズのずれを検出できました。この望遠鏡の光軸は、天頂プリズム内で、31.7mm接眼アダプターを回転させても、わずかに光軸がずれましたが、さらに修正して、この不具合はなくなりました。このスコープでは、観望の途中でも光軸を確認できるので、接眼アダプタの適切な位置を確認できます。

ふたたび光軸修正(その4) [20cm屈折望遠鏡]

ここで、鏡筒の光軸が水平時と天頂に向けたときで、ずれないかどうかを確認します。ドームの側面と、天頂近くに鏡を配置して、レーザーの光点を見てみると、ずれはなく、主鏡セルと、接眼部は大丈夫なようです。
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次に、ダイアゴナルミラーが、どの程度星像に悪影響を及ぼしているかを検証するため、約90mmの延長筒を介して、直視で星像を確認してみました。天頂付近を見るのは、姿勢としてかなり苦しいものがありますが、若干のジフラクションリングの偏りがあるものの、かなり素直な星像です。やはり、ダイアゴナルミラーの責任が重いようです。
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Intesのダイアゴナルミラーは、Syntaの接眼部に対してかなりタイトで光軸がずれることがないようですが、逆にいえば、この部分での光軸調整ができないということです。
ダイアゴナルミラーで、光軸調整できるように、4か所のビスに、スプリングワッシャーを入れてみることにしました。ねじの締め加減で、光軸を調整できるので、前回よりもかなり光軸を追い込むことができました。
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ふたたび光軸修正(その3)天頂ミラーの変更 [20cm屈折望遠鏡]

CATさんから、Intesのダイアゴナルミラーを購入しました。前オーナーが(?)、延長バレルを接着固定してある商品です。現在の接眼部の繰り出し量が大きすぎるため、好都合かと思って購入しました。光軸をレーザーで調べてみると、若干ずれています。そこで、シムを挟んで調整しようとしたところ、ねじが錆びついていて頭をなめてしまいました。日本製のねじと、さびさびのロシア製ねじです。
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CRC556などを吹き付けて、時間をおいてから分解すればよかったのですが、後の祭りです。仕方がないので、ドリルでビスの頭を削り取り、分解しました。しかし、さらに一本のビスは、ペンチでつまんで捻り取ろうしたところ根元から折れてしまいました。
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IMGP1240_R.JPG仕方ないので(こればっかり(ノД`))M2のドリルでねじ穴をあけ、M3のタップを立てました。当方の扱いが悪いのか、ロシア製造業のせいなのか...。

ふたたび光軸修正(その2) [20cm屈折望遠鏡]

毎日の、東日本大震災の報道には胸がふさがる思いです。当方には、ささやかな募金をするくらいしか出来ることはありませんが、何かのお役に立てていただきたいと思っています。
さて、現実の生活には何の役にも立たない光軸修正の続きです。
20cm屈折望遠鏡の接眼部の傾きを、修正済みのコリメーターで調整します。対物レンズに中心点を図示したトレーシングペーパーをあてがって、コリメーターを回転してもレーザー光が中心点からずれないように接眼部の傾きを修整します。鏡で、中心点とレーザーの光点のずれを確認します。わずかにずれていました。
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クロマコアの設計者Valery Deryuzhin氏によると、中国製の接眼部は、グリスの質と、ラックピニオンギアの調整がされていれば、そう悪くはないとのことです。そして、光軸がずれる一番の原因は、ダイアゴナルミラーであるとも述べています。現在開発中の新しいクロマコアは、ダイアゴナルミラーと一体のものとなるとのことです(aries-instruments@yahoogroups.com)。

ふたたび光軸修正 [20cm屈折望遠鏡]

大地震で被災された皆様に、こころよりお見舞い申し上げます。
季節が良くなってきて、シーイングのよい日が少し増えてきたので、光軸修正を再度行うことにしました。まず、レーザーコリメーターの調整です。インテスの天頂ミラーを、レンズを取り去った自作の10cm屈折鏡筒に装着し、ミザールのK型経緯台に取り付けます。
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レーザーコリメーターをアンタレス製の2インチアダプターに取り付けた状態で光軸調整を行います。
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コリメーターが天頂ミラーに垂直に挿入される方向に鏡筒を固定し、約10m先の廊下の壁にマーカーを張ります。
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レーザーを照射し、3本の調節ねじを回して、コリメーターを回転してもレーザーの位置が回転しないように調節します。経緯台の微動装置を使ってレーザーをマーカーに一致させ、コリメーターの回転でずれる分を修正し、また中心に戻し、の作業を繰り返します。
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双眼鏡で確認しながら作業しますが、10m先で1cm以内の誤差に追い込んだところで疲れたので、終了です。

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