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ローライフレックスをレストアする [カメラ修理]

Yオクでご覧のようなローライフレックス オートマットMXジャンク品をゲットしました。歴史的名機も外観が汚いので、9.5Kでした。
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さて届いたカメラを見てみると、テイクレンズはまだらになったUVフィルターに守られていたおかげで、比較的良好な状態です。目についた不具合は、シャッター速度ダイアルが空回りしてしまい、シャッター速度変更ができなくなっている点でした。
とりあえず前板を外します。前板の裏側には、シャッター速度と絞りを操作するメカがあります。
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シャッター速度ダイアルのギアとシャッターユニットのシャッター速度カムを動かすギアの連動が外れています。
ギアの高さが微妙に狂っており、かみ合わせが悪くて外れてしまう状態でした。あちこちをよく見てみると、前板が一部陥没しており、そのせいでギアのあたり面が不ぞろいになっていることに気づきました。正面から強い力が加わったものと思われます。そこで、裏側のギアを分解しました。
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矢印のギアのかみ合わせが悪く、空回りしてしまいます。
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裏面からじっくりと外力を加え、陥没している部分を整復し、かみ合わせができるようになりました。
変更できるようになったシャッター速度は、1と1/2がやや長いものの、全体に良好でした。
ぼろぼろの外観は、本革の貼り革が劣化し、革表面の塗装面がはがれ皮そのものの色が出てしまったためでした。フェイクレザーを貼ることにしましたが、型紙を作るベースには、カメラそのものをコピーしてみました。カメラが平面で形成されているため、結構うまくいきました。
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テイクレンズ前群を取り外して清掃し、後玉も前後から清掃してレストアを終了しました。

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